私の友人、NOBU97さんによるオーディオコラム。ビバ!ディナウディオ!!


No.52「クロちゃ&RYOさん 北陸漫遊記 〜自宅〜」
2007/02/06
モニオ邸の視聴を19時過ぎに切り上げた後は夜の片町へ、まずはマ
ンプリ御推薦の、うまいぞいや哲にて全員集合
・・・その後は、たしかクロちゃんの奇声が聴けた記憶がある。

とまぁ、前日の飲みの量は半端じゃなかった。特にRYOさんって言
ったら、凄いことになっており、完全に酒に飲まれた感があった。
しかしこれがある意味、翌日の我が家の視聴で大きな効果を発揮す
る。
注)私、nobu97は車だったためアルコール入れてません(汗)

今回のクロちゃ&RYOさん 北陸漫遊記でのひとつのポイントは、
RYOさんがオーディオをやり尽くしたとのことで、かなりシビアな耳
で各邸宅のシステムを視聴し辛口のコメントを頂戴していた。無論、
極みまでいったからこそのコメントで一言毎に説得力を生んでいた
のだが・・・。
何時もの如く、クロちゃん、RYOさん、freebbcさんの組み合わせ。
実はモニオさんマンプリさんも来る予定だったのだが、モニオさん
は残念ながら二日酔い、そしてマンプリさんは急遽の仕事という状
況だった。代わりにと言っては語弊があるが、同じ石川県のエレク
トロボイスをお使いのDegさんが初対面ではあるが我が家に来ていた
だいた。

さて、自宅のシステムは既に何度も紹介しているが

・スピーカーは”真実の音”の名言(迷言?)で有名な世界でも屈指
レベルのハイエンドブランドで特にユニット製作技術は有名な
『Dynaudio Contour S3.4』

このスピーカーは極めてバランスが良く取れたSPだが、ネットワー
クが複雑なせいかかなり鳴らしづらい。実は今の音に到達するには
紆余曲折があったのだが、その辺はコラムのNO.1から書いてあると
おり。

・アンプはフルデジタルアンプの元祖メーカーの第2世代
『TACT AUDIO M2150AD』

このアンプが我が家のS3.4を変えた!!と言って良いほど豹変させ
たわけだが、それほどにローエンドのコントロールの苦難を遠い昔
の出来事にさせてくれた。それどころかこのアンプには独特な静寂
感があり、S/Nの良さには驚かされた。


・SACD/CDプレイヤーはマランツのニュー・プレミアム・デザイン
『Marantz SA-11S1』

このプレイヤーは価格を考えれば一般的なオーディオファイルが普
通使用するレベルでは恐らく文句ないレベルだ。デジタルフィルタ
やノイズシェーパの切り替え等、機能面も充実している。読み取り
も自社メカを搭載し安定してはいるのだが、VRDS-NEO等と比べると
流石に差を感じる。


さて、視聴に入るとまずはクロちゃんの課題曲をいきなりかける。
因みに課題曲とはバスドラの強烈な打撃に加え、シンバルが弾け散
り、とそんな曲なのだが、ある意味そのシステムのレンジ感、特に
低域の沈み込みや量感や押し出し感等をくっきりと浮かび上がらせ
てしまう曲だ。
実はこのCD、前日夜お借りしており、当日の早朝に実は鳴らして雰
囲気を確認して、ローエンドの伸び具合や量感、音場全体の立体感
等を確認しており、ボリュームも-32dbぐらいが一番良く聞こえる
事を掴んでいた・・・(毒舌クロちゃんとの対決には作戦必至だ)
恐らくそこそこは合格だったのであろう。無論ユニットサイズなり
の苦しい低域ではあるが、以前のような胃にもたれるようなダブつ
き感はない。その後Degさんにも聴いていただいたが、「ユニットサ
イズが小さいのに・・・」と言われてたのでその辺は良い意味で気
になったのだろうと思う。

『Fourplay /Best of』の7曲目、御約束のBuri Runであるが、この
曲を聴いたクロちゃんは聴き終わり後”GoodJob”と右親指を突き出
した。我ながら、Buri Runを圧倒的な抑揚感と中高域の弾けるよう
な立ち上がり、全域にわたって厚みと力があり、やっと少し納得の
レベルで音楽として成立しつつある。

今更ながらにやはりDynaudioは難しさを顧りみ、またある程度のレベ
ル以上のところで今後どうするかゆっくり考えたいと思うのだが、
まずは今後、全体バランスを崩さず、質感のみを高めていくことが
なにより肝要だと思う。

それにしてもたまに色々な方々のシステムを聴かせていただくこと事
の重要性を再確認できたことがかなりの収穫だった。

No.51「クロちゃ&RYOさん 北陸漫遊記 〜モニオ邸〜」
2007/01/29



さて、freebbc邸の視聴が終わったところで、そそくさとまたしても
移動する。残念ながらマンプリさんは、急遽の仕事がどうしても入
りここで一旦お別れする。モニオ邸と言えば、私が知る中では一番
突っ走っており、トントン拍子にハイエンダーとなってしまわれた
御仁で、モニオなんてHNにしているがHNの由来であるMonitor Audio
のGold Refernce20は当の昔に部屋にはない。
GR20の後、AERIAL ACOUSTICSのModel6へグレードアップしたが結局
求めている音調にコントロールできなかったためか、またもや変更
し現在に至っている。AERIALはそういう意味で音調が優しすぎたか
な。


●モニオ邸
勝手知ったるモニオ邸に遠慮がちに入ろうとするRYOさんにささど
うぞと入室を勧め視聴の準備に入る。

・スピーカーは世界最大のスピーカーメーカーで多くのスタジオモ
ニターにもなっている。
『B&W 803D』
このスピーカーの印象はとにかく全ての面で90点以上を叩きだす万
能な面を持ち、この辺のジャンルは全くダメ!といった所がない。
故に、ありとあらゆるジャンルの音楽を聴くモニオさんにはマッチ
ングは良いと思われるが、唯一難点もある。
どのような方向性にも音を持っていけるので、どのような音楽が好
きか、どんな方向性の音が好きかハッキリと定まっていないと迷走
する羽目になることか。

・CDトランスポートは読み取りには自信ありの
『Esoteric P-50S Dentecチューン』
こちらの読み取り精度は今でもかなりの高水準なのは間違いなし!
VRDSメカ搭載でしかも広島のオーディオショップDentecの手が入っ
たデンテックチューン版です。筐体も剛性が高いことこの上なし。

・アンプは借り物だけど・・・
『Sound Design SD05』


ソニーのフルデジタルアンプTA-DR1の設計者のようでDR1完成後に
退職し自らブランドを立ち上げ、S-MASTER フルデジタルアンプを
設計したものがSD05である。ちなみにTA-DR1のメンテ、アップグレ
ードも受け付けているようなので興味がある方は↓どうぞ

http://www1.cnc.jp/sounddesign/ 


ちなみに、本来はパワー PASS X150 そしてプリにはなんとHALCRO
dm8を使われてる筈なのだが、まだまだ思うところありの様でショッ
プよりSD05を借りている。私からすると、今のシステム構成のバラ
ンスを考えれば、HALCROは使い勝手も含め文句なしに良いので、
パワーをPASSから変更した方が良さそうにも思うが、本人曰く、我
が家の様にシンプルにしたいんだとか・・・。

プリのHALCROなんて超高級ベンチと化していました
(実際には座らないですが 笑)

このモニオ邸、部屋の調音に関しては広島から訪問のクロちゃんに
一歩も引けをとらないほどのルーム調音マニア(笑)無論アポロー
チは全く異なるわけだが、実際に効果大なのは音を聞かせて貰えば
すぐに判る。
クロちゃんは”QRD”モドキ(別名:KRD・・クロRDの略)にかな
りの拘りで大工仕事に関しては正直冴え渡っているのだが
モニオさんはと言うと、プラ板、発砲を加工した”QRDスカイライン”
モドキ等で部屋中を重武装している。これに関しては正直す、凄い
です。

注)モニオ邸には女性は禁制である。なぜなら入った瞬間、正直ひく
で、それほど・・・室内は異様な雰囲気で強烈(汗

ただ、お陰で音場は壁を突き抜けることが可能だ。ここは武器と言え
よう、位相がそろう様セッティングがとれれば実在感が生まれるほど
に空間音場の再現ができる。ただ、残念ながら、視聴前日にショップ
の店長がSD05の視聴に来ており、その際にSPの振り角度等を調整した
とのことで若干位相のズレが発生していた。
ただ何れにせよセッティングに関しては再度見直しが必要であろう。

ちなみに私が持参のCDを何度か続けざまにかけたのだが、ハルクロ+
PASS X150の音調とは若干異なる。以前より低域の刻みが非常に正確
になった感がある。この辺はデジタルアンプであるSD05の良さがでて
いたと思う。SD05そのものに関しては初めて直接見て、音も聞かせて
もらった訳だが、私の感想として気になった点を下記に列挙すると。

【気になった点としては】
・ローエンドの伸びに若干の不満を覚えた。また意図的に100Hz前後の
低域に量感を与えた方が低域全体が落ち着くと感じた。

・駆動力に関しては問題ないが、曲によってはもう少し力感が欲しい。
それでも803Dをあれほどしっかり鳴らしているわけだから、必要十
分と思う。

・レンジ感は厳しい見方をして今一歩で、HALCRO+PASSの時のほう
が高域〜低域までの全体バランスは整っている。と言ってもかなり
高い次元での話でSD05は少し上擦っている感じがする。

・空間の表現力は価格を考えたら凄いと思う。PASSで鳴らしていた
時と遜色ないレベルにあり、上下方向、左右方向いずれにも自然な
音場空間が出来上がり、各楽器が配置される。ただ残念なことに、
センターにTVがあるためこれが奥行き方面への広がりを邪魔する。


最終的にSD05そのものは非常に優秀なデジタルアンプと感じるし、
勝手な想像だがSONY TA-DR1と比べ同等レベル以上の作品であると感
じる。作者が同じなら尚更で、DR1を超えるべく設計されているだろ
うし・・。そういった意味で価格を考えればお買い得以外の何者でも
ない。


モニオ氏の迷走は続く・・・・。

No.50「クロちゃ&RYOさん 北陸漫遊記 〜frebbc邸〜」
2007/01/25




マンプリ邸をそそくさと後にした後、freebbc邸に移動。聞くとこ
ろによればなんと2月末ぐらいに大阪に仕事の都合で引っ越しして
しまうとのこと。ピアノ自動演奏機と化しているマンガー+TACTの
組み合わせが容易に聴けなくなるとなると非常に寂しいが、まずは
今の音をしっかり耳に残しておこう・・・そのつもりで視聴させて
頂いた。


●freebbc邸
まずはいつもの通り、階段を上がり2Fへ いつものようにシンプルに
構成されたシステムの音出しを始める。

あれ?一番初めに弄り始めたのはなんと、PanaのNotePC なんと
freebbcさん、最近はお手軽にコントロールができるようPCオーディオ
を実践されていた。簡単に言うと、トランスポート替わりにPCに大量
の音源をHDDに入れてしまい。PCからのデジタル出力をTACTに入力して
やるのだ。無論、全てにおいて拘る氏の事。TACTのデジタルアンプに
入力する前にデジタル出力を特定の機器に入力しリクロック?した後
TACTへ入れている。

・スピーカーはDr.Manger考案のベンディングウェーブ
『Manger Zerobox103-3』
こいつの音は歪み感のない透明な音で、初めて聞いたときにはなんて
歪みが無くて素直な音なんだろうと感心した。

CDトランスポートは最高峰のSACDトランスポート
『DCS Verdi』
クロックジェネレータと組み合わせると読み取りレベルは最高峰であ
るのは間違いなく、その音は極めて上質で自然。無論外観上も非常に美
しくもありカッコイイ


プリメインアンプは言わずと知れたフルデジタルアンプの元祖
『TacT audio Millennium mk2』

何度と無くこの音を聞かせて頂き、我が家のDyna ContourS3.4とも
組み合わせ視聴させて頂いたこともある代物で現在私がTACTの
M2150ADを現在使用しているのもfreebbcさんの影響が大きい。
と言うより、TACT AUDIO自体、Freebbcさんに教えていただくまで
その存在すら存じなかったわけだ。
Millenium MK2はウォームトーンではあるが、超S/N感で且つ歪み感
が全く無く、それこそサラサラシルキーと言う表現をコラムNo.15でも
紹介させて頂いた。


CLKジェネレータを忘れてはいけない
『lucid GENx6』
なにぶん、フルデジタルアンプのTACTは、デジタル信号そのものの
精度が命である。その為にfreebbcさんはクロックジェネレータを用
いてクロックの同期を取られている。


さて、早速PCオーディオで音を聴かせていただく。やはりいつもな
がら、静けさの中で音の粒が透明に漂いながら心地よく耳に音楽が
吸い込まれて行くのだ。やっぱりこの音は貴重。
ところが『坂本龍一/05』某栄養ドリンクのCM曲である4曲目
Energy Flowを聴く。それこそピアノの音が空間を漂うようでまずま
ずと思ったのだが、どうせならDCS Verdiで聴いた方が良いんじゃ?
と言う声に、FreebbcさんにDCSに切り替えていただくと・・・・・。

音の出だしの一聴で皆が顔を見合わせ・・・そして笑い出す。
流石に超高級トランスポート。音そのものにぐっと存在感がでてく
るようで、それはCDから読み取られる情報量そのものが圧倒的なん
だろうと思う。
PCからであろうとCDプレイヤーであろうと、なぜデジタルなのに音
に変化があるのか未だにわからない部分もあるが、圧倒的な差があ
ったのは確かだ。

『ピアノ自動演奏機』とはよく言ったものだ。これは今回の主人公
の一人である安芸国の大工 クロちゃんの言った言葉だ。ある意味
最高のほめ言葉でノンビリと最高級のBGMが聴ける部屋なのだが、色
々CDを変えながら視聴中に私にはほんの少し違和感を感じる視線を
感じた。その主人公の一人 クロちゃんが部屋中にあるフィギュアに
眼を凝らしていた(汗

とまそんなことはさて置き、今後、引越しされてもこの音をうまく
継続して欲しいと願うばかりでした。




※CDはデジタルとは言えジッタ成分等アナログ的要素があります。




No.49「クロちゃ&RYOさん 北陸漫遊記 〜マンプリ邸〜
2007/01/22



さて、広島、四国の御仁方との再会に久しぶり!と軽く挨拶を交わ
し、まずはマンプリ氏絶賛の蕎麦屋 しん馬さんでまずは腹ごしらえ
との事。
蕎麦がでてくるまでにfreebbcさんも合流し、久しぶりに美味い十割
蕎麦に私も舌鼓をうった。クロ&RYOさんも長旅で腹が減っていたの
かガッツいている。なにせ十割の田舎蕎麦は絶品で美味いのである。
食した後に、蕎麦湯を飲みながら皆満足そうな顔。

満腹・満足となったところで本日最初の訪問先マンプリ邸へ


●マンプリ邸
早速部屋に入らせていただく・・・・と久しぶりで唖然。とんでも
ない物量のCD、DVD、D-VHSテープ等の山。かなりマンプリさんもそ
こを気にされておられ特にテープの山積は少し危険か。
(現実後に崩壊・・汗)
久しぶりなので簡単に機材を紹介しておく


・トランスポートは最強・最高レベル
『TEAC ESOTERIC UX-1Limited』
こいつの読み取り精度といえばそれこそ最強最高レベルのメカ
(NE0 VRDS)を搭載していると言って過言ではない。


・コントローラにはカイザーサウンドの主宰 貝崎氏が設計された
『ローゼンクランツ C-1EX』
シンプルな中に貝崎氏が見出した音に関する技術(波動?加速度??)
が詰め込まれている一品。


・パワーアンプにはメーカー名を聞くだけでオーディオファイルに
は涎ものである
『GOLDMUND SRM2.3ME』
どうしてこんな小さな筐体からあのサイズのスピーカーを動かせる
のかと言いたくなるほどだが、私も一時期かなり気になったほど
素晴らしいアンプ。流石にハイエンドなメーカーだけに、筐体など
への気遣いも凄いと思う。


・スピーカーは無論マンプリ邸の主人公で
『Wilson Audio Sophia』
これまたハイエンドなメーカーの製品で本当に最高の仕事をやって
くれるスピーカーだと思う。


さて早速の音だが、
音の印象の方は、以前と比べると随分と安定感のある音調に落ち着
いている感じがする。また以前はかなり女性ボーカルを聞くために
特化したようなコッテリ濃厚な味わいだったが、随分とサラッとし
た音調に変わったものだ。またUX-1Limitedがアキュレートに音を
拾っている。

試しに私のお約束 FOURPLAY等をかけるが、以前と比べて音の出足部
から非常に安定した鳴らし方で以前のコラム(No.45)でも書いたと
おりかなりの静寂感で、且つ拾っている音数が凄い。
この辺は我が家の Marantz SA-11S1では絶対に及ばないと思われる
所で拾っている音数が多い事で音の粒立ちそのものが非常に微細で
しかも圧倒的な分解能を感じる。

さすがマンプリ邸と言った状況でした。

あえて言うなら、以前より部屋全体の物が増えていることから
(これが現実的には吸音を促しているのか?)
前に比べ音場感のバランスが崩れているような気がした。左右の広
がりが均一ではないのである。また同様の理由で余韻そのものも以
前よりスッキリした印象で、非常にバランスの良いなり方をしてい
る反面、女性ボーカル等での以前の色っぽさ、艶等が若干後退して
いる。もっとも特徴的な鳴りが少し落ち着いたことで良い意味では
全体のバランスが取れ、あらゆるジャンルで非常に安定したなりか
たをしている。

というわけで、久しぶりのマンプリ邸を満喫してきた。



No.48「クロちゃ&RYOさん 北陸漫遊記」
2007/01/16



久しぶりだ・・・。
そーいえばオーディオって奴を趣味にしてたっけ?と思えるほどオ
ーディオをしていない。言葉がオカシイか?音楽を聴いていないわ
けではなく、カーステでもCDは聞くし、自宅のオーディオシステム
でもCDはBGMとして他の作業中等に適当に聞いてる。だがオーディオ
をやっていないのだ。

そんな折、マンプリ氏からふと昨年末メールが飛び込んできた。
1/13,14で四国からRYOさん達がでてきますよ。との事である。
実は、自宅オーディオの音を聴きに来られる方自体が超久しぶりな
状態だったりする。逆に言うと自分の音を他の方に聞かれ、また自
分の耳で他のシステムを聞かせてもらう。これがオーディオ活力の
元なのだ。

→「人に聞いてもらう」

 →「視聴された方にワイガヤと指摘される」

  →「オーディオ雑誌・ネットを調べる」

   →「新しい機器が欲しくなってしまう」

    →「エージングが進めば自分の納得の方向に」

→「他人の音を聴きに行く」

 →「あの音がア〜でもないコ〜でもないとデカイ口を叩く」

  →「叩いた口に見合う音を出そうと努力する」

   →「欲しい物がまたでてくる」・・・・



なにせこれがオーディオ魔のデフレスパイラルである。

と言ってもこれが楽しいわけなのだが・・・。
実は最近上のスパイラル?表現悪いかな(笑)にはとんと疎くなって
しまっている。


まず、他の趣味(RC)を10年ぶりに復活してしまい、完全にのめ
り込んでしまったため、週末は、レースか練習かメンテナンスと、
かなりの時間を他の趣味に費やしてしまっている。

それからラックまで変更したことで一応の到達点まできたし、
自分の音にある程度満足してしまった感があったつもり?になって
いた。

もっとも今回色々な音に接することで、あくまで満足していたつも
りだったのも事実かな。

久しぶりにオーディオGメンのお二人と、また新しいオーディオフ
ァイル Degさんに今回お会いすることが出来た。
RYOさんの毒舌ぶりに、とにかく驚いた次第。

と言うわけで、聴いた音の印象についてはまた後日〜




N0.47「我が家のシステム」
2006/03/24
(ラックで部屋の印象が随分と変わった我が家のオーディオルーム)





コラム自体を頻繁に更新できてないぐらいだし、特に機器等は大し
て変化は無いのだが、そういいつつシステム紹介をしたのはもう2
年も前になる(No.07 参照)んなわけで、偶には我が家nobu97邸
の現状を・・・

2年前と違うといえば、”アンプ”、”SACDP”が変わってる事。
最近変えたものといえば、”ラック”それから”DVDP”

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●使用機器

【PureAudio System】
SP    :Dynaudio ContourS3.4
SACDP  :Marantz SA-11S1
AMP   :TactAudio M2150AD

【Multi(AV)System】
MultiAMP:YAMAHA DSP-AX1 verUP
DVDP  :SONY DVP-NS999ES
SurSP :BOSE VCS-10,AM-10II
PJ   :SONY VPL-HS1

【アクセサリ】

ケーブル
    :AudioQuest CV-6(DBS36V) ・AMP→SP SPケーブル
    :AudioQuest PANTHER    ・SACDP→AMP Lineケーブル
    :ACROLINK 7N-A2070(自作)  ・SACDP→AMP Digitalケーブル
    :Cardas Crosslink 1i     ・MultiAMP→AMP Lineケーブル
    :AET HIN TWIN(自作)    ・各機器への入力
    :AET HIN QUAD(自作)    ・タップ〜壁コン間


TAP
    :Chikuma CPS−22LTD(コンセント交換済み)

壁コン
    :WATTaGATE WATTaGATE381(壁に使用)
     :FIM MODEL-880(休養中)
     :PS Audio Power Port(CPS-22に使用)
    :Oyaide SWO-DX(壁に使用)
    :Oyaide SWO-XXX(CPS-22に使用)

ラック
    :QUADRASPIRE Q4DB/MP

-----------------------------------------------------------


●QUADRASPIREについて
この中で最近変えたオーディオラックは、個人的にはエポックメイ
キング(言いすぎ?)な出来事だった。なぜなら、これまでハヤミ
のAVラック A-1205をアパート生活時代から長いこと使用してきた。
これはこれで、当時はTVラックとしての役割も果たしていたため、
大変有効だったのだが。

問題点は、オープン型のラックでは無いため音がこもりがちだし、
両サイドもあるため音が変に反射する。またラックそのものの剛性
にも難あり。しかしもこのラックを交換するには重さ65kg+見た目
以上のサイズである。部屋から出すことすら大変なのである。

選んだラックは、皆さんもよくご存知の

 『QUADRASPIRE Q4DB/MP』

1年余りも散々に悩んだ挙句結果的にオーディオファイルの間で一番
定評のあるものとなってしまった。早い話、これを選んでおけば大
きな失敗は無いだろうってやつだ。ショップの店長に事前に現状の
ハヤミラックを持ち出していただくお願いをして導入を決意。

さてメーカー在庫があったため注文して数日で入荷したとの連絡が
あり、早速その週末に搬入をお願いする。というより搬入自体は別
に小さな箱二つなので、どっちかというと搬出?となるわけだが。
これは非常に苦労した当初の予想通り、我が家の狭い廊下、階段、
玄関・・・なんとかかんとかかなり苦労しつつ無事搬出

それにしても、これほどラックが悪影響を与えていたとは・・・と
言うほど音が変わった。


・音場感
両スピーカー間のラックが無くなった事で中央付
近の展開にかなりの奥行きがでてきた。不思議と高さ方向について
も一回り大きく。

・定位感
これまで曲によボーカルがふらつく事もあったがピ
シーっと整った。ピンポイントでセンターに気持ちよく定位する。
ただ奥行きが出てきた為、口の位置自体は少し後退。

・音調
音に優しさというか温もりがでてきた感じであるが、かと言って音
に芯が無くなったわけではなく、寧ろ中低域が安定した。また低域
は以前よりグッと沈み込むようになった。
以前はハヤミラックの棚板が良く鳴くので御影石をボードとして設
置していた事からこの辺も影響しているのだろう。

特にFOURPLAYの『Best of』5曲目のChantを聞くと初めのバスドラは以
前のドォーン!からダーンン!に変化、非常に心地よい感じだ。また
一段とS/Nが向上した感があり、バスドラ後の余韻が非常に自然な
バランスとなる。曲全体を通して非常にノリが良くリズミカル。


綾戸智絵『LOVE』では、3曲目 Moon Riverの冒頭
声に一段と張りがでて、口のサイズが実物大でセンターにピタリ。
今までそこで若干左にボーカルがぶれる事があったが、一切のブレ
がない。しかもスタジオ録音にも関わらず何故かライブのような空
気を感じさせる。高域の伸びも素晴らしくしかもキツさが一切無い。
それこそ聞き惚れてしまうとはこのこと。


と色々と書いておきながら、結局のところ一番の大きな変化

それは・・・・・

 ”部屋が雰囲気が随分と変わった事である。”


今までラックに求めていたものもこれかも知れない(笑)



No.46「25周年記念モデル」
2006/02/11



以前から一度視聴してみたいと思っていた組み合わせがある。
北陸でも随一のハイエンダー sasyさん絶賛のプリメインアンプで
YBA Passion これとDynaudioを組合わせるとどのような感じであ
ろうか。

そんな組み合わせを実践されている方が北陸にいらっしゃるのは実
はクロさんのHP(http://www.geocities.jp/rkqqy360/index.htm
で知っていたのだが、その方の名をHiroさんという。しかしなにせ
機会がない。しかし何時かは視聴させて頂こうと思っていた。
先日思い切って、sasyさんにアポをとり視聴のセッティングをして
頂いた。どうやら相手のHiroさんは快諾していただけた模様。

そんなわけで先週早速お邪魔してきました。・・・が視聴予定日の
前日から北陸地方は大荒れでかなりの降雪。前日からズンズン雪が
積もっていきます。同行予定だったO氏(コラムNo.2の方)からも
あんまり酷い様だったら危ないしやめておこうか、なんて話もでて
いたのだが、当日の朝、意を決して福井まで遠征することを決めた。

11時30分過ぎに途中福井駅で案内役のSasyさんを拾いなんとか無事
にHiro邸に到着。しかし、とんだ場違いの所に来たのかもしれない
と脳裏によぎる。なにせ広々とした土地に純和風の素晴らしい邸宅。
玄関をあけると一層ヤバい。玄関だけで我が家のリビングサイズは
ありそう・・・。

しかし出てきたHiroさんは初対面の私に快く部屋へ案内してくれ、
まずは客間でお茶を頂いた後、早速オーディオルームへ


システムは以下のとおり
SP :Dynaudio Spcial25
CDP :YBA PASSION 400 CD Player/P
AMP :YBA PASSION 300 INTEGRE



スピーカーはオーディオファイルの中でも定評のあるDynaudioの
25周年記念モデル Spcial25、そしてそれを駆動するアンプとソー
ス機器はともにYBAという羨ましい組み合わせだ。
見るからにハイセンスなYBAの機器。フランスのメーカーである。
デザイン的にはイタリア製の機器とも勝るとも劣らない程、シンプ
ルでハイセンスである。

Dynaudio spcial25についてはコラムNO.26でも書いたとおり、今ま
で多くの音を聞いた中でも自分の好みに一番近いといってもよい音
を奏でたスピーカーで、YBAとの組み合わせは興味深い。

YBAの拘りは半端ではない。YBAはシャーシやパネル、ボンネット、
ビスにいたるまで非磁性体の研磨ステンレスかアルミ材を使用し、
帯磁による磁気歪を発生無きよう配慮。オリジナル主要パーツまで
も非磁性体を採用するなど、細部まで神経の行き届いた設計との事。

どうぞお持ちのCDを・・・とのHIROさんの薦めに早速音を出させて
頂く。実は部屋に入るなり一つだけ気がかりなことがあった。

Hiroさんのオーディオルームはそれこそオーディオ専用で一室を使
われている。部屋にあるものは前方に書棚等家具、後方にソファー
とオーディオシステムが入ったラックそれぐらい。我が家と同様に
物を余りおかれていない。私の部屋も入居当初の音はそれはそれは
聴けた物ではなかった。流石にそこまではないにせよ、部屋全体が
ライブ気味だという予想があったのだ。

同行したO氏のCDをかけた瞬間・・・予想が当たった。少しライブ
感が強いようだ。

じっくり聴いていくとYBAらしさも徐々に判ってきた。中域から高域
にかけての繊細で且つなんというか品位を感じます。優雅といえば
良いのだろうか。正直、YBAってイタリア製の機器、例えばAudioAnalogue
のような情感を引き出すタイプかと思っていましたが違うよう。
当然、情報量や質感、粒立ち等はもう文句のつけようの無いレベル。

何枚かCDをかけた後、同行したSasyさんがソファーに敷いてあった
毛布を持ち出した・・・・。な、なにをするのか。
O氏、Sasyさん、私と3人ともどうやら部屋のライブ感が強いことが
若干気になっていたらしい。というわけで、両スピーカー間に、な
んとこの雰囲気には余りにもそぐわない、キティーちゃんの毛布が
導入?された。

追い討ちをかける様に、私も動いた(笑)

実は床からの反射以上に後方の家具からの反射音が気になっていた
のである。後方の家具にも毛布を一枚。

これでグッと音が明瞭になった。そして中域〜低域にかけて随分と
スッキリし解像度が上がった感じだ。O氏もSasyさんも、私もメイ
ンに聴く音楽ジャンルはフュージョン系やジャズ、ボーカル物。対
してHiroさんはどうやらクラシックがメインソースとの事。しかも
視聴時の音量、Hiroさんが普段聞く際のボリュームとは随分異なり
大音量気味だ。

時間も差し迫った頃、私の一番のお気に入りFOUR PLAY『Best of』
の7曲目「BuriRUN」を大音量で!
いやー、気持ち良いです。やっぱりDynaから出てくる反応がよく切
れる低音、そしてYBA CDプレイヤーのピックアップの良さを感じさ
せる音数の多さ。体全体にビリビリと音が突き刺さってきます。
キティちゃん毛布の効果抜群です。

なるほど、確かに比較的小音量でクラシックを聴く分には今までこ
の辺は余り気にならなかったのかも知れない。

吸音は一歩間違えると音楽性を失わせてしまう。特に音場感を重要
とするクラシック系ソースでは吸音しすぎるとそのソースの良さは
全て消えてしまうわけだ。だが吸音が極端に少なくバランスをとる
のは非常に難しいだろう。Hiroさんに床に敷いているカーペットを
もう少し大型で毛足の長いものにしたり、部屋にもう少し物を置く
事をお勧めした。恐らくQRD等で拡散したりするのも有効だろう。

吸音と拡散を上手に使ってルームチューニングすると、今以上にす
ばらしい音になると思う。それ程、Dyna+YBAのポテンシャルは素
晴らしいのだから。

次にHiroさんの所にお邪魔したときにはどのように変化しているの
か楽しみである。急な訪問に快く受け入れていただいき、新しい音
への出会いをくれたHiroさんに感謝で一杯です。

PS:次は是非、デジタルアンプと組み合わせた我が家のContourの
音も聴いてくださいね。




No.45「マンプリ亭の今!」
2006/01/25
(写真 マンプリ亭のESOTERIC UX-1 Limited)


さて、1月も終わりに近づいてしまったが半年もこのコラムも御無
沙汰にしてしまった。読者は居るのだろうか?

しかも忙しさにかまけてあまりマンプリ氏の掲示板の覗きができて
居なかったのだが、年明けに新年の挨拶も兼ねてここの御主人の掲
示板であるオーディオ・ビジュアル専用掲示板を久しぶりに覗いて
みるとここ最近、マンプリ亭にニューフェースが導入されたらしい。

しかも導入された機器はトンでもない代物だ。早速新年の挨拶も兼
ねて書き込みをすると、その夜一本の電話がかかってきた。
電話の主はマンプリ氏。

「日曜日午後ぐらいから開いてますけど久しぶりにどうでしょう?」
「あともし良かったら美味いそば食わせる店があるんで一緒に行き
ませんか」とまぁお誘いが^^

というわけで早速先週の日曜にマンプリ亭の秘密を探りに行くこと
になったのだが。

その前にまず一服w 昼飯をマンプリ氏、k氏、と私の3人で久し
ぶりと言うのに挨拶そこそこに蕎麦へ。

マンプリ氏オススメの美味い蕎麦とは如何に?

はい、絶品です!十割蕎麦のコクに舌鼓!いやぁ〜 良い店教えて
もらいました。

前置きが長くなったのでそろそろ本題

久しぶりにマンプリ氏のルームに足を運ぶとなんとも言えない佇まい
やっぱりソフィア良いよなぁ〜と思いながら部屋全体に視線を送る。

まずは目に飛び込んだのがキクチの80インチ電動スクリーンですな。
8月頃導入されたはずですが、実は半年も拝んでなかったです。

となると当然、プロジェクターが。いや、ほんとマンプリ氏の拘り
には驚かされます。北欧ノルウェーのブランド『Action model one』
国産PJを使われないあたりマンプリ氏らしいです。

そして今回私が一番興味があったその本命は
『Esoteric UX1 Limited』 限定生産 希望小売価格1,365,000円
http://www.teac.co.jp/av/esoteric/x01_ux1/x01ltd_ux1ltd.html

はぁ・・・・・・・・・・・・・・・溜息が出る。
このような7桁の製品を持つ事があるのだろうか。と自問自答。
恐らくあるまい。

悔しいがしかし現実に目の前にあるわけだ。早速音を聞かせてもら
う。

驚いた・・・。透明感、静寂感が依然とはまるで違う!いや表現が
おかしいか、超SN?これは今までで一番凄いと思っていた、free
bbc亭を脅かすレベル。

元々素晴らしかったソフィアトーン+ムンドのサラッとした質感こ
れでも物凄かったわけですが、そこに超SNで透き通る感じがでて
きて・・ハイ、降参です。

ドラマ「1リットルの涙」の主題歌で『Only Human/K』

これ邦楽にしては驚くほど音が良い。よく邦楽CDは目の前にベター
っと音が張付いてのっぺりとした音が多いのだが、このCDはSNが良
く音に立体感がありちゃんとしたステレオフォニック?になってい
て心地よい。曲としても素晴らしいので是非一度聞いて欲しいのだ
がこのCDをかけると。

伸び伸びとした歌いだしで始まりボーカルが天井の方まで抜けてい
く。その後に入る伴奏のピアノの質感が何ともいえない。
情報量も以前と比べると圧倒的ではないかと思う。さびの部分で一
気に情報量増えるのだがその情報量が圧倒的。しかもその一音一音
を綺麗に書き分けているから音が団子にならず綺麗に解れている。

また、さびの入りに下手すると締りのないダランとした低音になり
がちな低域が入ってくるのだが、そこでの解像度も申し分なし。き
ちんと音を分解しているのでダランとしない。

そして曲の終わりに近いボーカルの最後の消え際での息づかいが手
に取るように判るリアリティ。

とにかく全体が滑らかで素晴らしい質感。

マンプリ亭は今、圧倒的な音楽表現力を身につけたと言ってよいと
思う。130万の実力は半端じゃない事が良くわかる。

また以前は眼前にあったTVがスクリーンへ変更された為、音に奥行
きをよく感じとれる。しかも高さ方向へ良く抜けるので心地よい。

その後、アキュ DP-75Vでの音も聞かせていただいたが、個人的には
UX1の方が好みだ。この辺は好みの問題にはなると思うが、情報量と
透明感、静寂感はUX1は圧倒的過ぎる・・・・それ程のインパクトで
あった。
(その後自宅に同行したK氏と戻り自宅の音を聞いたがあまりにも
の違いに私は愕然としてしまった・・・ハハハッ。。。)

さて、話は変わるが見させて頂いてなかった画の方も少し見させて
頂いた。画は正直言って判りません!いや、画が綺麗とか汚いは良
く判るわけですが、普段見ている画が、SONY VPL-HS1 + DV-S838A
これじゃ比較しようがありませんでした。

画の出力元はUX1 Limtedで・・最新のDLP PJじゃねぇ。
見ても見なくても綺麗なのわかっていますし。
ただ、PJの解像度が高すぎるのが問題ですよ、ある意味。
DVDの映像がとても汚く見えるんです。しかも画を出してるのはUX1
で・・。余りにも解像度が高い為に逆に見えてしまう粗っていうこ
とです。
ちなみにハイビジョン映像を見させていただきましたが、こちらの
綺麗さは、申し分なし!とても繊細で綺麗でした。

個人的にはもう少し青みを減らし赤を強めで全体の色温度を下げて
やり、シャープネスを弱めると肌の質感がもっと色っぽく出てくる
ような気がしました。この辺も好みかな。

それにしても今回のマンプリ亭、あまりにも刺激が大きすぎでした。

NO.44 「デジタルが命!」
2005/08/23
(写真 ACROLINK 7N-A2070自作Digital Interconnect cable)





さて、コラムの方だが少し間が空いてしまった。
その間、SA-11も導入された後、音を煮詰める方向で色々と調整し
ていた。

まず、今までTAG Mclarenのプリ-パワーという組み合わせでディナ
を鳴らしていたわけだが、それだと必然的にデジタルケーブルと言
うものは必要なく、精々 CDからAVアンプへ一応デジタル接続する
ためのケーブルでよかったためにはあまり力を入れる必要がなかっ
たわけだが、今度はデジタルが命!というわけで・・・。

SA-11S1とM2150ADをきちんと繋げるべくデジタルケーブルを新調。
とは言いつつアンプ、CDPと立て続けに新規導入したため、コスト
低減の意味と切り売りでなかなか面白そうなケーブルを見つけたの
で久しぶりにケーブルの自作をやってみた。

で、面白そうな切り売りケーブルというのは

・ACROLINKの新製品「7N-A2070」
http://www.acrolink.jp/products/7n-a2070/7n-a2070.html

これの切り売りを通販で見つけたので、これで自作。線材としては
ACROLINKの拘りの線材なので中々よさそう。
チョイスしたプラグは線材のケーブル径がかなり太く(11mm)使え
るプラグが中々無かったのだが、定番のWBTでWBT-0150はなんとか
いけそう。使用した半田は非常に高価だがヌレが抜群のこれまた
WBTのPbフリー銀ハンダ。通常Pbフリー(鉛フリー)ハンダの融点
は230℃以上なのだが、このWBTのPbフリー銀ハンダはなんと180℃
ぐらいと融点が低いので作業性は抜群。自作派の方には是非お勧め
のハンダです。

・プラグ「WBT-150」、銀ハンダ「WBT-0800」
http://www.teac.co.jp/av/import/wbt/


・費用
えーとケーブルが9600円ぐらいでプラグが6300円ぐらい、ハンダな
んかは元々もってますし、約16000円ぐらいと言った所でしょうか?
自作にしては結構イイ値段と感じるかも知れないが、

ACROLINKのメーカー製は
7N-A2070RCA (1.0m×2本) 90,000円(税込94,500円)
プラグが違うとはいえ、単純にデジタルで1本と考えても5万近くす
るシロモノだ


・作業
さて、実際の作業なんだがこれは非常に苦労した。自作はコストパ
フォーマンスに優れてる事ことが一番のメリットだが、逆をいうと
面倒な工作作業も発生するというのがある。・・・


--------- メーカーHPより ---------------------------------
7N-A2070の内シースにはAuの次に比重が重いタングステン粉体、さ
らにアモルファス粉体とカーボンを当社独自の配合比によるケーブ
ル業界初の重量級高分子ポリオレフィンシースを採用、不要振動を
極限的にまで排除すると同時に電磁波吸収非磁性糸を併用すること
で、低周波から高周波まであらゆるノイズに対して極めて優れた低
減化を実現しています。
-------------------------------------------------------------

と外皮のシースが電磁波対策などで売りのようなのだがこの重量級
高分子ポリオレフィンシース恐ろしく堅いです(^^;)カッターを
入れるのも一苦労、そして剥ぎ取るのはもっと苦労・・・・。

でもまぁなんとか作りましたよ。出来上がった結果は。一番上の2
枚の写真を見て判断してください。個人的には出来上がりはとても
良いと思ってます。もっとも買ったものと遜色はない!と言いたい
所ですが、7N-A2070のメーカー品を買えばプラグはメクセルと同じ
超高級プラグとなるわけですが、流石に単独で売ってないようです。
もっともWBT-150も工作精度は非常に高いし十分高級プラグだとは
思うけど。


・音質
肝心なのは、出来上がりよりも音!と言う訳なんですが、出来上が
りもカッコよいし期待感が膨らんでくる。

これがイイ!久しぶりにケーブルを作ったって事を差し引いてもケ
ーブルを7N-A2070へ変えたとたん情報量が抜群に増えている。
もっともこれまで使っていたケーブルはカナレのケーブルで比較対
象が悪いのも事実だが、デジタルケーブルでの音質差と言うものを
まざまざと感じることができた。

しかも先日Kさんから借りていたAcoustic Revive DSIX-1.0Bと比べ
ても質感的には遜色はないと思う。ただ両者との比較だと、DSIXと
A2070とではまったく音の傾向は異なる感じ。

DSIX-1.0B:分解度抜群でとにかく静寂な感じ。音が立ち上がりも
恐ろしく速い、そしてボーカルはリアルな口のサイズと同じ?と思
えるほどのピンポイントなフォーカスって感じ。
いや凄いよ?このケーブルも・・・ただ我が家ではちょっとキツク
感じる事もあるかな。

一方、
7N-A2070:高域はしっかり延びており透明感は抜群。また見通しが
凄くよい。非常に粒子の細かい音の一粒一粒が目の前に漂う感じと
なり、上にも横にも中々の広がり感がある。かといって音像定位が
甘いという感じではない。情報量も圧倒的にである。

そんなわけでとりあえず自作のデジタルケーブルは一先ず成功と言
って間違いないだろう。満足満足(笑)

No.43「ニュー・プレミアム・デザイン」
2005/07/20
(写真 ブルーのLEDが独特の雰囲気を醸し出すMarantz SA-11S1)



我が家のCDプレイヤーが修理に行ってなかなか戻ってこないと前回
嘆いていたと思う。ところが結果から先にいうと、修理するより新
しく買いなおした方が良いという結論に達し、アンプを更新したば
かりだと言うのにSACDプレイヤーも新しいものに・・・(ぉぃ


我が家に新しく導入されたSACDプレイヤーは

  『Marantz SA-11S1  定価 \367,500』 

マランツは今回のモデルから「ニュー・プレミアム・デザイン」と
銘打ってデザイン変更している。印象的なのフロントパネルの両翼
を縦に貫く半円形の溝に青色LEDを巧く利用して立体的なフォルムを
作り出し独特の雰囲気を演出している。まぁなかなかにお洒落だと
思う。難点は夜照明を落しダウンライトぐらいの明るさでCDを聴く
ときには、高輝度のLEDが眩しいかも・・。もっとも青色LEDは消す
ことも可能ですが。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜 マランツHPから少し引用 〜〜〜〜〜〜〜〜
CD-63、CD‐34、SA-1。
その時代、時代でマランツはエポックメイキング的なモデルを作っ
てきました。CD 専用フラッグシップモデルだった CD-7。その高い
コンパクトディスク再生能力は「CD専用プレーヤーの頂点!」と評
価されました。

その後、新しいハイデンシティフォーマット Super Audio CDの登
場によってディスクプレーヤーとして更なる進化を遂げた SA-1 が
登場しました。そして2004年、CD-7の持っていた高いコンパクトデ
ィスク再生能力とSA-14の持っていた Super Audio CD の再生能力
を上回るリファレンスプレーヤー“SA-11S1”です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マランツHPに書いてあることを簡単に考えるなら、これまでのマラ
ンツプレイヤーの中で一番音に自信があるって事?(笑)

実際、今回のプレイヤーにはデザインを含め数々の新しい試みが成
されている。

例えば
・デジタル・フィルター 3モード切替機能

SACD/CDどちらも好みにやシステムに合わせ最適のデジタルフィル
ターを3モード切替可能で、しかもCD再生時ではDCフィルター、ノ
イズシェーバーのON/OFFも選択可能。

・音質最優先デジタル出力
デジタル出力はジッターが重要な問題となる為、SA-11S1はマスタ
ークロックによるデータのクリスタル・リクロックを行い、高精度
なデジタル出力を実現しているそうだ。しかもクリスタルに±5ppm
の高精度なものを使用している。Esoteric X-01やX-03クラスは
±3ppmぐらいのものを使用しているが、±5ppmならかなり優秀だと
思う。

と思ってた矢先、先日TEACはCDプレーヤーなどのクロック精度向上
サービス(±1ppmへ精度アップ)を発表してしまった(笑)
しかも過去の主力機種11製品に対応し値段も52,500円らしい。
結構やるなTEAC!

と余談はさておいて、かなりMarantzとしては気合の入ったモデル
であることはたしかである。

本題の音の方はと言うと

実は以前使用していたSA-12S1とTACT M2150との組み合わせでは急
に故障してしまったため、殆ど聞けておらず、パイオニアのDVDプ
レイヤー DV-S838Aとの比較となるのだが・・・

ハイ!比較するのがそもそも間違っているぐらい、デジタル出力の
音もアナログ出力の音もレベルが違います。

音場感、特に奥行き感が文句なく抜群でアコースティック系のCDを
かけると例えば弦の音が心地よく響き渡る。伸びやかだがかといっ
て嫌らしさは一切感じないし、ハイスピードな音は空間に伸びやか
な音像描写がありながら歯切れもよい。とにかくしなやかで明るい
聴感が得られる。印象でしか書けない部分があるが、恐らくSA-12S1
でもこれ程の表現力は無いと思う。

しかも、SA-12S1はトラックトレース音「通称?:カチカチ音」が常
時発生しており、どうしても曲間等で耳につく事もあったわけだが、
当然の事ながらSA-11S1ではカチカチ音等はない。あたりまえか?

とまぁそんなところ・・・とアッサリ書いたが。
本音を言えば、なんかこれでもう十分なんじゃないの?と自分に投
げかけたくなる程、満足度が高くなっていると言って良い。

さてさて、これからどう煮詰めましょうかね(笑)

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